「バイオリンの小部屋

2006年5月の日記
2006年8月の日記
2006年8月3日
今回の日本滞在時のレッスンで学んだこと。
 今回の短期滞在で頑張ってレッスンは4回受けました。パラオで1人だらだらと弾いているのとは違い、やはり大先生のレッスンを受けると、膝を打つ気分です。今回学んだことをパラオに帰っても是非忘れず練習したいものです。基礎練習では、特に左手の格好、指の置き方、離し方。右手は肘が下がらないように、弓と弦の接点がふらふらせず、まっすぐになるように。他にもたくさんありますが、このようなことを念頭に置いていきたいです。

 曲は進みました。鈴木の8巻のコンチェルトソナタの2,3,4楽章を課題にいただきました。先生はことに2楽章のようなメリハリのある曲を教えるのがお好きなようですし、そういう曲が生徒の勉強になるとも思われているようです。今回指摘されましたが、私の弾き方は音を出さないフィルムに撮ってみたとすると、フォルテを弾いているのか、ピアノを弾いているのかわからない、と言われました。それが音にも表れ、小手先だけで弾いているようだと。もっと、体全体を使って表現するように、特にフォルテのときは、背中から重さを乗せるような感じでとアドバイスをいただきました。「表現力」も課題の一つです。

 4楽章ではとうとう早いスラースタカートが出てきてしまいました。今までやったことがないので、練習しないといけません。弓を軽くあてるだけ、ということですが、なかなか粒が揃いません・・・。

 今回の滞在ではやっと念願の弓の毛替えができました。ほっ。いつもは楽器の調整を兼ねて佐倉のマエストロ青木先生にお願いしていたのですが、なんと今回は先生がお怪我のため、入院をされているとのことでお会いできずでした。なので、毛替えだけは船橋の伊藤楽器にお願いしました。道中、楽器をかついで歩いたときの暑かったこと・・・。調整は大した高価な楽器でなくても信頼のおける先生にしていただきたいですし、ほがらかで博識な青木先生とお会いするのも楽しみです。一刻も早い回復をお祈り致します。

 今回は残念ながら体調不良で先生と飲みに行くことができず、色々お話ができずに残念でした。他の生徒さんとも会えませんでした。が、またいつか皆と一緒にバイオリン合宿に行ったり、冷や汗もんの発表会に出られる日が来るといいです。日本のアマオケに参加してみたいというのも、たっての希望です。こんな夢は一体いつになったら実現することやら。そのためにも、早くパラオ脱出したいなー!!

         
日本での写真です。左は那須の牧場にてワンちゃんたちと遊びました。(初めて写真登場のあちき。)牛さんがたくさんいるので、自社製牛乳とヨーグルトが最高においしかったです。左はずっと行きたかった同じく那須のモンキーパーク。リスざるやキツネザルの檻の中に入って一緒に遊べます。超かわいかったー!!。
2006年8月4日
初めての人間ドッグ体験
 明日に帰国が迫った今日、今まで行かなきゃ!と思っていた簡易人間ドッグに行ってきました。海外、それも医療の遅れた地域に住んでいますと、常に「何かあったらどうしよう。」という不安がぬぐえませんし、日本の会社ような定期健康診断もありません。(いちおう、ビザの更新の時に現地の病院での検診が指定はされていますが、内容は殆ど問診だけという至って簡単なもの。これでは何の病気も発見できません)

多少の不安もあったので、ネットや電話などで簡易人間ドッグをしてくれているところを探していたのですが、この時期殆ど予約は不可能でした。夫に相談したら「以前パラオにいた佐々木先生のクリニックが、パラオ在住日本人を対象に割引料金で見てくれるらしいよ。以前メールが来ていた。」というではありませんが!もっと早く教えてくれよねー。通常の病院では軽く5万はかかる検査を在パラオ日本人会会員が一時帰国する際に受診する場合、割引料金でしてくださるとのことなのです。電話してみたところ、とても感じの良い受付の方が予約を入れてくださいました。

で、昨日は生まれて初めての検便、夜の9時以降は絶飲食で、早起きして検査に望んだのでした。急な申し込みなので、先日クリニックに伺い検査キットをいただいた折に、っ佐々木先生とはお会いしました。すっかり、都会のきれいなお姉さまに変身されていました^^。

検査はスムーズにすすみました。この飯田橋ライフクリニックは、看護婦さん、女医さん皆さんがお若くおきれいで、かつ人間ドッグ初体験で緊張している私にも大変親切にしてくださいました。患者さんも女の方ばかりだったのですが、毎週金曜日は「レディースデイ」だそうでした。とても快適に検査を受けられたので、東京の友人にも勧めましたし、パラオ在住の日本人の方にも大・お勧めです。さすがに、噂に聞いていたバリウム検査はすごかったですね^^;。まず、発泡剤という粉を飲まされましたが、口に入れた瞬間「しゅわーっ」と広がり、「わっ、な、なんだ!」です。それをほんの少量の紅茶で胃に流し込みましたが、何も食べてないゆえか、一瞬で胃がぱんぱんに。で、検査技師さんからは「ゲップは我慢してください!」と・・・。き、きついです。そのあと、コップにたっぷり入ったバリウムちゃんを飲みます。最近はりんご味など飲みやすいものもあると聞いていました。やはりりんご味だったようですが、粉っぽいので決して旨いものではありません。それを最初「では、2口飲んでください。」でしたが、最後に「では、ごくごく全部飲んでください。」で、「うえーっ」となったところで、検査台はぐるぐる回され、技師さんの指示にしたがって、自分も回転してみたり、腹ばいになってみたり。なにぶん何も食べていないので、ふらふらで振り落とされないように必死でした。

と、あちきの初の人間ドッグ体験は無事終わりました。帰るときに豆乳ジュースをいただきましたので、駅までの道で一気してしまいました。同年代の友人の先日の人間ドッグの結果は「眼圧以上、慢性胆石、慢性胃炎・・・」で、先生からは「全てストレスからくるもんだ」と言われたそうです。で、私に向かって「この年になると、きっと、なんか色々でるよー、ふふふ。」とのこと。結果は後日・・・。
2006年8月24日
停電には参るよ〜。
 パラオに帰ってきてから、ずっと忙しく今日ようやく1日休みをとりました。日記もかなり日数が飛んでしまいました。お盆はお陰さまで結構忙しくさせていただきました。日々レストランで働いていて嬉しいことは、お客様に「おいしかった。」「雰囲気が良かった。」「店員の感じが良かった。」などの有難いお言葉を頂戴できたとき。従業員共々励みになりますし、また頑張るぞ!と、とても元気が出てきます。 また、ご滞在中に2度、3度といらしていただけるお客様方がいらっしゃることはなんともありがたいことです。よく一期一会という言葉を思い浮かべますが、パラオにいらっしゃるお客様、また私共のレストランにいらしてくださるお客様、そのたったの1回での機会で、良くも悪くも印象が決まってしまいます。この1回の印象が悪ければ、もうこちらには来て頂けないかもしれない。何より、高いお金を出していらしてくださる方々に「楽しい旅行だった、パラオはいいところだった、また来たい!。」と思っていただきたいものです。よって、私共サービス業に携わる者は、その一回一回の出会いを大切にしなければいけないと思います。

 さて、今日は久しぶりに休日にして、溜まっている家事を無視して休養することにしました。昼まで寝て、昼は夫とホテルのランチに行き、そのままそこのマンダラスパでグースカ寝ました。夕方もまた、雑誌を読みながらごろごろ、うたた寝をしていたところ、そうも出来ない状況に。あっち゛ーのです!停電で冷房が消えてしまったのです。今パラオは、深刻な電気問題に直面しています。

かれこれ10日ほど前から、国の2つか3つの発電機が壊れ電気供給が追いつかず、区域ごとに時間帯を決めて、停電させているのです。今週は私の住むあたりは、朝の5時から9時と夜の5時から9時が停電です。せっかくの休日でも電気がなければ何もできません。家事も、バイオリンの練習も、読書も、コンピューターも。あ゛―・・・。家にいても仕方ないので、結局電気供給が安定した地域にある(本当にラッキーです)会社に行き、事務仕事をする羽目に。

 この電気事情はいつ改善されるのでしょうか。ようやく政府が発電機を注文したそうですが、船便で着くにはまだ1ヶ月はかかるのではないでしょうか。これから2ヶ月はこの状況というのが大方の見方のようです。参った。パラオも諸外国からの援助のお陰で発展してきましたので、電気が当たり前にある生活に慣れた人々が殆どですから、ブーイングの嵐です。が、このシーズンに一番困るのは観光客をあてこんだホテル、レストランではないでしょうか。大型のジェネレーターを持っているならまだしも、たいていは営業に困難を来たしているようです。最悪なことに街中のレストランは今週は夕方5時から9時が停電。

 お陰さまでうちのレストランのある地域は殆ど停電がないので、ほぼ普段通りの営業ができています。地域的に国立病院の電線と同じため、電気供給をストップできないそうです。が、いつ電力過剰になり停電するかと、蝋燭の備蓄はしてあります。
2006年9月の日記
2006年9月4日
大先生からご了承いただく・・・。。
 この日記は5月から始まっているのですが、それからアップに時間がかかってしまい、結局アップできたのは、10日くらい前です。それから微調整などして、日本の知り合い、友人達に「あちきのHP見てちょ〜。」とメールでお知らせしたのは最近のことです。もちろん、日本のバイオリンの師匠にもお知らせ致しました。色々と先生のことや、レッスンのこと、私のバイオリンに対する気持などを書き連ねているので、事後承諾になってしまいましたが、万が一不適切な表現がないかと、HPをご覧いただいたのです。そうしましたら、「良い!」とありがたいご評価をいただきました。こんど日本に帰ったらレッスン風景なども撮らせていただけたらと存じます。
 今日まで、当店のリピーター様方がいらっしゃっていました。彼らは去年の4月に初めてお見えになり、今年はJALをご利用でこの時期にお見えになりました。朝は、ツアーの出発前に毎朝当店にて和定食をお召し上がりになり、インパックのツアーにご参加いただき、そのままご夕食をお取りになり、また夜遅い時間に夜食とお酒(テキーラショットの連発!)をお召し上がりにお戻りになったりと連日ご来店いただきました。皆さん、お若いのでその食欲とお酒の強さと、元気さにすごいパワーでした。リピーターのお客様、連日いらっしゃてくださる方は本当にありがたいことです。またのお越しを一同お待ちしております。 
 
2006年5月の日記
最近のミャー子ちゃんです。夜はお家のソファーでぐったり、ぐーすか。が、夜半に寝返りを打つとミャー子が隣に寝ていたりして、つい押しつぶしそうになったりでゴメンね、ミャー子。彼女はたまに急に目覚めて、足に噛み付いたり、爪とぎしたり、遊びたいようですけど、あちきは眠いんだよーん。
2006年9月10日
パラオのネイルサロン
 今日は、久しぶりに半休を取ったので、以前から気になっていたPPRホテルの中にいるネイルサロンに行ってきました。こちらには、日本人のネイリストの方がいて、アートをほどこしてくださるというのです。仲良しの美登寿司のママさんがいつも爪をきれいにされているのを見て、興味津々だったのです。
 で、今日はペディキュアをしていただきました。マニュキアももちろんやってみたいのですが、飲食業なので、ほぼ毎日料理をしますし、バイオリンをやっているので爪を伸ばすどころか、3日に一度はカットしないといけないので、あきらめました。
 まずは何種類もある見本からデザインを選びますが、たくさんあって迷ってしまうほどです。花柄に、ラインストーンつきに、マンタややしの木柄まであります。今日は薄いピンクに花柄のモチーフにラインストーンがついてあるのにしました。コースはフットバスから、爪、甘皮、角質のお手入れ、足のマッサージも含まれています。とっても気持ちよいです^^。そして、ネイリストのアヤさんが丁寧に器用にお花を描いてくださいます。ビフォア、アフターの写真があるとよいのですが、ビフォアがあまりにもごわごわで醜いので、掲載をやめます。今まで何も手入れしていなかったので、とてもきれいに仕上げてくださいました。これで、たったの25ドルです。日本では6千円は軽くするのではないでしょうか? ネイリストのアヤさんは、アヤさんというだけあって、松浦あややにクリソツなおきれいな方でした。パラオにも素敵な場所ができたもんです^^。
 せっかく足先をおしゃれにしたのに、誰も見てくれる人も気づいてくれる人もいません・・・。ちぇっ。夫は普段から私がおしゃれをしようが、きれいにしようと努力しようがなーんにも興味ないです。こういう妻に無関心な旦那というのは、奥さんに浮気されてもわかんないのでしょうね〜。
2006年9月13日
パラオの男女国際交流考察
 パラオには「カラオケ」という遊び場があります。普通「カラオケ」というと日本では「カラオケボックス」を想像されると思いますが、パラオや近隣のアジア各国では「カラオケ」とは女性のホステスが横に座ってくれる、いわゆる場末のクラブみたいなもんです。我が夫もご多分に漏れず、現地のカラオケには多大なる貢献をしている1人です。
 レストランに見えるローカルの地元のお客様方(日本人、台湾人、、韓国人、パラオ人等など)からも、夫のカラオケ好きは指摘されるところです。例えば、私に「ハズバンドどうした?多分カラオケだろ。」「旦那さんがカラオケばかり行っていて奥さんは平気なのですか?」とか「昨日、彼をカラオケで見かけたがすごかった。」とかあることないこと(きっとあるのでしょうが^^;)を耳に入れてくれる人がたくさんいます。普通の奥さんなら嫉妬するかもしれませんが、私は慣れているので平気です。夫は「カラオケで遊べるのはステイタス」で、「英雄色を好む」と思われたいのでしょうから。(まぁ、本当にもてる人というのは素人さんとタダで遊びますからね。)また忠告してくれる人の中には「(夫が遊んでいるんだから)君も(僕と)遊んでいいんだよ。」というこじ付けをする人もいます。
 まあ、もちろん夫がくだらない女どもに何百ドルも使ったり、「夫にカラオケで遊ばれている魅力のない可哀想な奥さん」と思われることには正直気分がよくありませんし、うとうとしているときに遅くに酔っ払って帰ってきて、そのままテレビゲームを大音響でつけっぱなしで寝られるのは迷惑です。でも、この狭い国では私達夫婦は断然夫の方が遊び人と思われているので、その点私にもアドバンテージがあるわけです。

 さて、我が夫は最たるものとして、たいてい現地の日本人の男性は出稼ぎのフィリピン人、中国ホステスが好きなようです。これも二派に分れ、中国人の方が好きな人、フィリピン人の方が好きな人といます。以前、男性の友人が言っていたことには、彼のパラオにおける女のヒエラルキーというのは、1.日本人 2.フィリピン人 3.中国人 かなり差があいて4.パラオ人 ということでしたが、これは大抵の日本人男性にあてはまると思います。 私達の世代では、日本人男とパラオ人女のカップルの誕生の可能性は極めて低い現状です、というかないです。
 これが日本人女性となると、フィリピン人、中国人の男性が好き♪という人は極めて少ないです。一方、日本人男性の場合と逆転して、日本人女とパラオ人男のカップルは少なくありません。

 私が添乗員をしているときもよく感じていたことですが、一番の問題は「レディーファースト」(正しくはLadies first)の問題だと思います。海外添乗していたときは、重い荷物を持ってくれるのも、ドアを開けてくれるのも、お酒をついでくれるもの、お金を払ってくれるのも全部男。が、これが成田に帰ってくるなり、女性を差しおいて我先にエレベーターに乗り組んできたり、列にずる混みをしたり、人をつきとばしても平気な日本人男性の数々。私の同期の友人は「成田に帰ってくるなり猿の惑星みたいだ。」と言っていましたし、奥さん方がスーツケースを運んでいる姿を見た海外のポーターには「君のグループには男はいないのか?!」とびっくりされた始末です。
 こんなことでは、日本人女性は全て外国人に取られてしまうのでは?パラオ人でもこのレディーズファーストを出来る人はたくさんいますから。最近は大和なでしこ神話も崩壊に近く、従順な女性を求める男性はカラオケにいくのかもしれません。が、彼女らが優しくしてくれるのは、恋愛なのかお金目当てなのかは判断がつきかねるところではないでしょうか?
 
2006年9月17日
あちきのささやかな半休日・・・。
土日のうちの1日はせめて半休を取ることにしています。今週は土曜を半休にしました。休みの時には何か自分のために一つすることにしています。今週は「足マッサージ」に行ってきました。エステは「クールエコール」、爪関係はPPR美容室と決めた私ですが、全身マッサージは特に行きつけがありません。マッサージの後に予定があるときは、全身メタメタにオイルだらけにされる全身マッサージは躊躇してしまいます。なので、気軽な局所っマッサージ、特に疲れが溜まりやすい足のマッサージがあればいいな♪と思っていたところ、あったのです。
 場所はWCTCショッピングセンターの裏の「美容美發中心」です。まず、こぎれで広い待合室でお水と飴玉のサービス。足を温浴してくれます。で、個室に通され1時間の足マッサージです。空調の具合もよく、暗さも丁度いい具合。中国人のマッサージのお姉さんは殆ど英語が通じませんがその方がいいです。これが、フィリピンマッサージだと、オーナーの悪口やゴシップ話を聞かされ、人のプライベートなことを聞いてきたり、フィリピンにいる親戚を雇ってくれと言われたり、あまり休めないのです。
 去年台湾に行った時に受けた足マッサージは局所ぐりぐり攻撃で友人と悲鳴をあげっぱなしでした。が、今日の中国式は場所によっては「やめてけれ〜。」というところもありましたが、結構気持よかったです。痛かった場所はくるぶしの下部分。渡された説明書きによると、婦人科系臓器のつぼのようです。やっぱり、ここが弱いようです・・・。終わったあとは随分足が軽くなりましたし、店内もきれいでした。足マッサージはデトックス効果があるようですし、是非またこよっと^^。1時間チップ別で20ドルです。
      
5/12の日記で紹介した新芽がようやく花をつけま            インパックのもう一匹のアイドル「やっこちゃん」
した。しばらく日陰で育てていましたが、肥料を               です。日本でも人気のオウムですが、日本時代に日本人
あげて日光によくあてたところばーっと花が
               に持ち込まれて繁殖したようです。
出てきました。
2006年9月15日
あちきの1日・・・。
 私のうるおいのない1日の生活。アンアンの「○○できれいになる」特集ではないけれど、やっぱり内からうるおって、お肌の調子もよくなるには、なーにか足りない今日この頃のあちきです。日本の同級生(丸の内の一流企業独身OL)からのメールの一節。「テレビで面白くてきれいな産婦人科医の先生が言ってました。『(女性がきれいで健康であるためには)旅行くらいじゃ駄目よ。アイドルにあこがれるなんかじゃ駄目よ。やっぱり恋をしなければ。相手は夫である必要は全くないのよ。倫理と健康は一致しないのよ。』」な、なーんとすんばらしいご意見ではないですか!妙に溜飲を下げたのでした。
 事実、パラオには「カラオケ」という遊び場があって、中にはいわゆるテイクアウトできるところもあります。なので、男は我が夫のように大いに発散できますね。テイクアウトしなくとも、出稼ぎのホステスにでもチヤホヤしてもらえば、「オレもまだまだ行けるんだ!」と自信がわくのでしょう。が、女にはホストクラブなどありません。女の知合いの何人かは「ホストクラブがあれば絶対行く!」と言います。私もそうです。が、カラオケのホステスの男版のような中国人、フィリピン人ホストをどうこうしようと気は起こらないと思いますけどね^^。
 お陰さまで、最近は結構仕事に追われる毎日なので(って、日記書いてる時間あるジャン)それはそれで有難いことです。以下、わたしの典型的な1日。
 6時半    起床。すぐにシャワー、最低限の化粧をして愛車にて出勤
 7時〜12時  弁当作り、レストランと周囲の掃除、草花の手入れ、買出し、事務。
 12時〜16時 休憩。昼食(最近は夜に料理しまくりなので、昼食を作る気力なし。)。家事、昼寝、
       バイオリンの練習
 16時    出勤準備。念入りに化粧^^。
 17時〜   レストラン営業。忙しくないときは事務仕事も。

 最近は、国中の停電騒ぎで我家は夕方5時から夜の9時まで停電。たまに早く帰れそうな日があっても、電気がなければ読書もコンピューターも掃除も何もできません。従って、1日中電気がある会社やレストランで仕事をせざるをえません。なので、ここ1ヶ月以上、まる1日休んだことがありません。近所のパラオ人宅はというと、停電中はクーラーも扇風機もきかないので、夜風にあたりながら、庭のヤスンバ(休み場のこと)で家族や友達とおしゃべりや花札に興じています。こんな風に時間をつぶせるのは、日本人の習性からすると羨ましいことです。 
 今日は、ちょっと嬉しいことがありました^^。日本にいたころ、あこがれていたビオラ&バイオリンの金髪先生が掲示板にカキコしてくださいました。これで、1週間はどうにか生きていけそうです。   
 昼間は殆ど昼寝をしているミャー子ちゃんです。ビールケースがお気に入りでベッド替わりにしているようです。
そろそろ避妊手術のこともまじめに考えないといけません。日本では自宅裏の崖から飼い猫の生んだ子猫を投げ捨てていたという、某作家先生の話が問題になっている様子。猫の本当の幸せとは、避妊手術を施され人間に可愛がられることか、本能の赴くままにさかりを何回も向かえ子孫を増やし続けることかは、猫にしかわかりません。確かにあちきと同じメスであるメスネコに避妊手術を施すのは人間のエゴであることは実感します。が、命あって生まれてしまったものをあえて殺すという行為はとても私にはできません。
 
2006年9月21日
新しいマッサージ店の紹介
 最近のマイブームはマッサージのようです。先日足マッサージに行ったばかりなのですが、新しいマッサージ店がオープンしたとあって、いてもたってもいられず、今日昼寝の時間を削って「レインボーズエンド・セラピーセンター」へ行ってきました。
 店内に足を踏み入れると、太陽光が入る明るい雰囲気の中にエスニックな丁度がマッチしています。予約をしておいたので、すぐに個室に案内してくれました。バックミュージックは東洋風な癒しミュージック。今日お願いしたのは、ネック&バッグマッサージとフェイシャルマッサージでした。セラピストのお姉さんが「どこか調子の悪いところはある?」聞くので、「眼精疲労、それに伴う首と肩のこりと頭痛・・・。」と答えました。悪いところを聞いてくれるのも「セラピー」だなぁと実感。
 バッグマッサージではアロマオイルを使って筋をよく押したり揉んだりしてくれます。他のマッサージ店ではこれをやられるとガチガチにこった肩甲骨の辺りは悶絶するくらい痛いのですが、ここでは不思議と心地よい痛さで丁度良かったです。特に首のリンパのあたりをよくマッサージしてくれたのがよかったです。私の信奉する佐伯チズ大先生もリンパマッサージを大いに推奨しています。老廃物を排出するそうです。頭部のマッサージも気持んよか、でした。
 続いて「10歳若返って見えるようになる」というパンフレットのうたい文句(日本では誇大広告ですがね)に引かれて受けたフェイシャルは軽いクレンジングのあと、顔と首、デコルテ部分をマッサージしてくれます。これは気持ちよく、部分的に軽くいびきをかいて眠りに落ちてしまいました・・・。マン○ラスパのフェイシャルでは結構ごしごしやられて心配したのですが、こちらではタッチも軽く、しかし佐伯大先生の提唱するようなマッサージ法に近く花丸でした。

 他のマッサージ店では1時間の全身マッサージのみだけなので、もっと気軽に局所マッサージをしてくれるところがあれば、と常日頃思っていたのですが、当店はその夢を叶えてくれそうです。マッサージはスェーデン式、アロマ、指圧、タイ式、ホットストーンとあり、60分で大体25ドルです。局所マッサージは足マッサージ、頭部マッサージ、に今日お願いしたフェイシャルとバッグマッサージがあります。フェイシャルは30分で10ドル、バッグマッサージは45分で15ドルとお手頃価格なのも嬉しいです。
 場所はPPRホテルに行く途中の左手、青い建物のサダンアパートの1階にあります。
        

       
 写真左上:お店のエントランス。
 写真右上:マッサージルーム内。清潔でインテリアもおしゃれです。
 写真左下:マッサージ後はローズヒップティーのサービス。お肌にいいそうです。
 写真右下:オーナー兼セラピストのロレインさん。以前別の店舗でマッサージ師として働いていましたが、
      そこが店仕舞いをしたのを機に独立。なんと*FIB(外国投資委員会)の許認可も取ったという
      のですからフィリピン女性ながらにアッパレです!店内のデザインも全て彼女がしたそう。
 *FIB:パラオの外国人企業は原則Foreign Investment Board(外国投資委員会)の外国現地法人としての許認可を得ることが法律で義務付けられています。が、提出書類の多さと煩雑さ、資本金額や財産の規定、許認可を得るまでの時間などの面倒から、てっとり早くパラオ人の名義を借りてビジネスをはじめる人が殆どです。が、名義借りの場合、簡単にビジネスを起せる利点はありますが、法律上は違法であり且つ、実際上の経営者である外国人は法律上のオーナーであるパラオ人の一従業員の立場にすぎません。すると、常に乗っ取りの危険性が伴い、これに関する問題は後を絶ちません。インパックもJIVEもこのFIBライセンスを取得していますが、現行法では、ダイビング業、ツアー業にはこのライセンスの新規発行が認められていません。つまり、ダイビング業、ツアー業はパラオ人のみが開ける業種になっているのですが・・・。
  
2006年9月24日
アリモノグイへドライブ
 休日はなるべく夫と同じ日にとり、少ない夫婦の時間と会話を増やそうとしている健気な?あちきです。(休日といっても夜はいちおう顔を出しますが)
 今日はパラオ本島にある西岸のアリモノグイ州に用事があり、夫とドライブがてら行ってきました。来月の1日には首都がマルキョク州に移ることもあり、本島の開発は道路工事を中心に徐々に進んできています。以前は、アリモノグイへ行くのも1日がかりでしたが、道路事情がよくなったきたお陰で片道45分くらいでついてしまいます。以下は、アリモノグイで撮った写真です。

 



   
 パラオノニファームの看板とノニの実
日本で健康飲料として知られてきたノニジューは、写真右のノニの実から作られています。ノニの実は古くより殺菌効果、血液サラサラ効果があるとして、パラオでも民間医療に用いられてきました。
パラオノニの日本での代理店の皆さんが、去年と今年にパラオを訪れた際に植樹されたノニの苗木が、もうこんなに大きくなり、実をつけていました。
 グアバ畑
上と同じ敷地内の州知事のグアバ畑。一つ一つ、実にカバーが被せられ大事に育てられている様子。この種類のグアバは、まだよく熟れないうちに、薄切りにして塩やしょうゆをつけて食べるのがパラオ風です。
 奥のバナナはフライ用のバナナです。生でたべると青臭いですが、フライにすると不思議と甘みが増します。
えさをもらったニワトリの親子
赤土から食虫植物のウツボカズラが咲いていました。
珍しくハンカチの木の花が咲いていました。黄色の花を爪にこすりつけるとマニュキアの様になります。
2006年9月28日
本日のJIVE。
 またしても、少し酒が入ると良い気分になりぐいぐい呑んでしまいます。中高生の頃、太宰治を結構愛読していたのですが、彼の酒好きでだらしない様子や酒を原因とする失敗や失態の数々が描かれたエッセーを読むにつけ、「なんとだらしないことだろう、そんなに酒を呑みたくなるものか。」と思っていました。が、現在大人になってみると当時の太宰の気持がわかるようになりました、とほほ・・・。まあ、その太宰のダメンズぶりがファンを引きつけて止まない原因とは思いますが。

 今晩は到着なさったばかりの日本航空のオペレーションさんと整備さんが、さっそくお見えになってくれました。地上スタッフのお姉さまはもう何回もパラオにいらしていますが、この前なんと日本では隣町に住んでいて、且つ同じ船橋市内の名(迷)門校出身ということが判明!奇遇なものです!

 さて、皆様方と楽しくお話をさせていただいたところ、ふらーっとパラオ大統領がお見えになりました。はじめSPもおらず、お1人でしたので心配しましたが、その後ご友人、奥様、SPもやってきました。せっかくの機会なので、日本航空のスタッフさん達と記念写真を撮らせていただきました。

左より:日航オペーレーションのお姉さま
     大統領ご夫妻
後列右から:日航整備士さんのお二人
        もう1人のパラオ人女性は店のお客さんの1人
        (なぜ、一緒に参加しているのか?)


昨今パラオにいらっしゃるお客様が増加傾向にあるのも、日本航空の直行便に負うところが多いです。
本当にありがたいころです。
(直行便スケジュールについては、「新着情報」のページをご覧くださ
い。
2006年10月の日記
2006年5月の日記
2006年10月3日
独立記念日の連休明け・・・。
 今年の12回目のパラオの独立記念日は、首都移転記念も重なり、海外からのお客様も多く様々なイベントが用意されていました。が、9月末からいらっしゃったお客様方、特に独立記念日を中心に旅行日程を組まれていた方々にとりましては、連日最悪な天候でした。今回は、ある慰霊のグループのお客様の通訳をやらせていただく機会がありましたが、その方々はどしゃぶりの中、慰霊塔のお掃除に慰霊祭にと、本当に大変な思いをなさったことと思います。
 ツアーやダイビングにいらしたお客様方も、ある日は強風のためツアー中止、ダイビングも近場のみ、という日が続いています。この時期は毎年風向きにより嵐が多いですが、今年は異常です。モンスーンの影響ということですが。
 昨晩は日本の友好団体の提供による花火が予定されていて、私も楽しみにしていた一人ですが、結果数発あがっただけて終わってしまったようです。
 この異様な天候はいつまで続くやら・・・。停電騒ぎは9月22日に回復しましたので、ほっと胸をなでおろしたところ、こんどはこの嵐です。一難さってまた一難・・・。オープンレストランの私共にとっては、悪天候が一番つらいところです。風除けのシートを下げて営業していますが、それでも隙間風はすごいです。こんな強風の中でも負けずに来て下さるお客様はありがたいものです。
       
 写真左:レストラン前のインパック波止場。天気は良いがすごい風です。写真ではわかりにくいですが、
     白波が立っています。
 写真右:最近のお気に入りの茶器は岩手の義姉から贈られた奥州焼きです。良質なお茶を入れていただいて
     います。こんな天気の日には暖かいカフェオレが合うかもしれません。
2006年10月7日
パラオのギターマン
 昨日くらいより、強風がようやくおさまりかけ、まだ多少風は強いものの通常通りにツアーは催行、レストランもようやくスダレをあげて営業しています。店にいらしたダイビングのお客様も、今日ようやく念願のブルーコーナーに行けたということで何よりでした。
 今日は少し嬉しいことがありました。PPRからお見えになったお若く素敵なカップルの奥様より、「今日インパックのツアーに行ったところ、お弁当に入っていたカリフラワーの漬物がとてもおいしかった。それはレストランのメニューにはないのでしょうか?」と質問されました。当店では毎日インパックのツアーのお客様のお弁当を作らせていただいています。スーパーの店頭に並ぶ数少ない野菜をどうにかアレンジしてお客様方、また毎日ツアーに行く同社のガイド達があきないよう無き智恵をしぼってメニューを考えています。カリフラワーピクルスはその中の一つのレシピです。旦那様がおっしゃるには、「妻はカリフラワーがあまり好きではなかったが、これはおいしく食べることができた。」とのことで、お話を伺った私はとても嬉しく思い、レシピを教えさせていただきました。お客様のこういったお褒めの言葉は私達サービス業に携わるものにとって、励みになるものです。

 さて、夜もふけてきた頃、今週もパラオのギターマンこと、コンスタンティーノ(ローマ皇帝と同じありがたい名前だー)がギターを抱えて店を訪れてくれました。彼はディナークルーズのお供で出かけたり、パラオに賓客が来た際に大統領から直々のご指名で演奏したりします。先日も台湾の陳水扁総統がいらした際に、ロックアイランドで演奏をしたようです。
 今晩も気分が乗ってくるとギターケースをあけ、ホテルカリフォルニアなどのレパートリーを披露してくれました。声がまた渋くハスキーでナイスです。同じ弦楽器を弾くものとして(あちきはバイオリンですが)、興味がわき色々質問してみます。以前もパラオ人バーで生演奏するキーボードプレーヤーに、どうやって楽器を習ったのか聞いてみたことがあります。こちらにはとても音楽教室などないからです。(1件ピアノ教室はありますが、教室にピアノがあるだけで、自宅にピアノを持っている人は極めてまれです。なので、日本のような音楽のお稽古事とは程遠い事情)また、パラオには音楽の授業はあるが教科書はなく、ただ歌っているだけだということを知りました。
 ギターマンこと、コンスタンティーノもやはり楽譜は見たことがないそうです。楽譜がなければ当然楽典も知らないわけで、一体どうやって曲を弾くのでしょうか?すると「耳で聞いて弾けるようになった。」くだんのキーボードプレーヤー達も同じように答えていました。そうなのです、パラオには特別に音楽の勉強をしたどころか、楽譜を見たこともないのに、絶対音感(とはいっても、基音を知らないのでどのように音を合わせるか不思議なのですが)に近いものを持ち、すらすらと楽器を弾けちゃう人が何人かいるのです。生バンドの奏者を見ていても歌手のキーに合わせて難なく調を変えるので、これはかなりの才能です。おまけにアレンジばりばりです。
 ギターマン・コンスタンティーノは音名としてのドレミファソラシドも知りませんでした。私が五線譜にドレミファソラシドを書いてみても「見たことがない。これはなんだ。?」四分音符、八分音符を書いても「知らん。」とのことで、逆に「なんで君はそんなことを知っているのか?こんど楽譜の読み方を教えてくれ。センセイ。」と言われました。が、苦労して譜読みをしてきた私にとって、楽譜なしでいとも簡単に弾きこなしてしまう彼のような人こそ、一体どうなっているのか信じられません。

 この前彼が来たときに、弾き終わったあとにギターをそのままテーブルの上に置くので「いかん。楽器を弾き終わったら、『ありがとう』といって丁寧に乾いた布で拭くものだ。」と言って、レストランのタオルで拭いてあげました。また、「楽器を弾く前には楽器に『お願いします』と挨拶するもんだ。演奏者にとって楽器は命だ。」と言い、そして「私のバイオリンの先生から教えてもらったのだが、たまに楽器の中のゴミ掃除をすると音がクリアになる。それには米粒が一番である!」といって、彼のギターに乾いた米粒を入れ、優しくゆすって掃除をしました。ほこりを絡め取ることができます。そうしたら、翌日「なんで米粒が楽器の中に入ってるんだ!あっ、そうか。昨日ママさんがなんかやってたっけ。」と思ったそうです。
 コンスタンティーノは当店のお客様の1人ですが、特に週末にフラッと訪れては演奏してくれます。南国の潮風に吹かれながら、彼のギター演奏と歌を聴くのは何とも雰囲気がいいもんです。

  
今日も気分が乗ってきたギターマン。お酒が入っても音感が鈍らないのがまたすごい。アサヒスパードライがお気に入り。    
2006年10月12日
パラオ人と一口で言っても・・・。
 最近こんなことがありました。以前より当レストランの入り口がわかりにくいというご指摘をお客様からいただくことがあり、先日入り口脇の通路に腰の高さくらいの看板を立てました。レストランはメイン道路に面していませんし、海側なので確かに一見して入り口がわかりにくかったようです。いつも何かと電気仕事や大工仕事をやってくれているフィリピン人のオスカーの会社に作ってもらった看板はなかなかよい出来です。
 が、これが気に食わぬ人が1人。隣の敷地にパラオ人女性が経営する小さなレストランがあります。やっていたり、やっていなかったりですが、飲み物と簡単なラーメンやBBQなどを提供しているようです。看板に気づいた彼女は「邪魔だから引っこ抜け。でなければ私がハンマーで叩き壊してやる。」とうちのウエィトレスを脅してきました。無視していたところ事務所にやってきて、「掃除の邪魔だからどかしてくれ。私は怒ってあんたらと喧嘩したくない。」と言いにきました。看板を出した場所は会社がコロール州から借地(現行法では外国人は土地を買えないので全て借地の扱いになります)している部分に含まれています。当然地代は払っています。いつも私達が掃除をしている場所でありますから、彼女が言うような「彼女の店の掃除の邪魔」にはとてもなりません。結局のところ、目立つ看板が出来ては自分の店に影響すると思ったのでしょうか?が、彼女の店と客層がバッティングしているとはとても思えません。つい短気な私は「こっちこそ、怒ってあんたと喧嘩する気はないよ!」そのようなことを怒鳴って言い返してしまいました。自分で努力をしないくせに、何でも人のせいにする人間と言うのは実は大変むかつきます。が、夫にたしなめられやめました。夫はヘンテコリンな難癖をつけてくる人間の扱いにも長けたものです。長年パラオにいるのでさすがです。
 結局、土地のオーナーである州がOKすれば、彼女は「看板をぶち壊さない」という約束になり、州に尋ねたところ、なんら問題はないということでした。

 こんな人と相対するとつい、「やっぱりパラオ人は・・・。」と思ってしまう日本人は私だけではないと思います。が、もちろん中には素晴らしい若者達もいて、この国の未来に期待がもてます。そういう彼らは聞いてみると日本での滞在経験があったり、日本の会社に長く働いていたりします。
 お店によく来てくれるパラオ人のR青年は日本で半年エンジンの研修生として学んだ経験があります。たったの半年の経験にもかかわらず、日本語はべらべらです。彼は「日本のコンビニ店員は窓拭き掃除をしながら、お客さんが入ってくると『いらっしゃいませー』とデカい声で言う。」と感心した様子を手をくるくる回して身振りで示しました。他の日本での滞在経験があるパラオ人の青年達も「日本のレストランに行くと、皆いっせいに大きな声で『いらっしゃいませ』『ありがとうございました』と怒鳴るのでびっくりした。」と言います。
 さて、R青年は「パラオ人が『外国人に仕事を取られてパラオ人に回ってこない。外国人を雇うのはやめるべきだ』と、よく言うが、先のコンビニの店員のように勤勉でなければ仕事にありつけるわけがない。無断欠勤、遅刻を平気でして態度の悪いやつらが、仕事がなくて文句を言うのがおかしい。」と言っていました。彼は勤務する会社のボート約10艇をたった一人で運転、掃除、メンテナンスしています。立派です。
「でも、日本の女性は嘘つき。日本では誘っても『また、今度』ばかりで、その今度は一回もなかった。」そうです。

 1ヶ月前より、インパックで働いてくれているバックス青年にも感心します。特に週末明けの朝、レストランの通路や駐車場に、酔っ払いが投げ捨てたビールの空き缶が散乱していることがあります。以前は気づくと拾って捨てていました。ということは、私より早くフィリピン人従業員達が出勤しているのですが、彼らはレストランの入り口にごみや空き缶が落ちていても気にならず、そのままにしておいたのでした。雇用契約を結んで海外より雇い入れているわけですから、これは彼らの仕事ですし、第一「玄関」は会社の顔ではありませんか。そこが汚くては、恥ずかしくてお客様をお招きできません。そういった観念も身につけて欲しく、何回も注意を促し、ゴミ拾いをさせますが、まだ言われるまで気づかないことがあります。
 が、働き始めてたった数日のバックス青年が、誰からも言われていないのに、さりげなく空き缶を拾っていたのを見かけました。なんて気が効く子なんだ!と感動しました。また、他のパラオ人が持ち場を離れても、もくもくとボートの掃除をしている彼の姿をよくみかけます。よく働いてくれるので、たまにビールをご馳走してあげます。すると、次の日も「昨日はありがとうございました。」とちゃんとお礼を言ってくれます。
 当初からちゃんとした感覚の持ち主だったかもしれませんが、彼はこちらで働く前に東京に6年間住んでいたので、彼の勤勉さと好感の持てる態度はもしかしたら日本仕込みなのかもしれません。

もん吉VSクマコの図。戯れているのかバトルしているのかわかりません。
2006年10月14日
ICU騒動。
 最近ようやく雨季から乾季への風向きが変わったのか、穏やかな天候になりました。が、天気が良いのに、JALのチャーターフライトがおやすみに入った途端、お客様が少ない!です。よくお客様より「パラオのお奨めの時期はいつですか?」と質問をいただきますが、観光客の少ない気候の穏やかな時期こそおすすめです。観光シーズン(お正月、お盆など)はどこへ行っても混雑と、観光業に携わる者にとっては嬉しい限りですが、お客様にはゆったりとしていただけません。

 さて、本日の夕方出勤してみるとインパックの女性社員達が何やらあわてた様子です。(インパックの社員の)「エルアンがICUに入っているそうなので、これから皆で様子をみてきます!」とのこと。「それなら、私も行く!」と出勤している社員が車に分乗して国立病院を目指しました。彼は持病の様子が思わしくなく、数日前より入院していたのですが、なんと、とうとうICUにいるというので、ただごとではありません。
 一同、心配顔でICU病棟へ。すると、先に来ていたランスが車椅子に乗ったエルアンを連れてきました。思いがけなく社員10数名の見舞い客に囲まれたエルアンは満面の笑みで一同を迎えます。「なんだー、元気そうじゃない!」よっぽど心配していたのか、アキコさんは涙をぼろぼろ流しているではありませんか。本人いわく「入院中までインパックのTシャツを着ているので益々泣かせられた。」とのこと。とっても優しい子です。日本語の得意なバックスはエルアンを見るなり、つい日本語で「お腹痛かったの〜?」と聞いているし、皆口々に「会社のことは心配しなくていいから、今はゆっくり休んでね。」と声をかけています。
 普通、日本で「ICU」というと、面会できても手などを厳重に消毒後、無菌服を着せられ面会時間も10分もいただけません。入っている患者さんも重篤な状態の方ばかりです。だから、日本の常識から状況を想像していた私達は「ICUとは何事だ〜!?」とかなり心配してしまいました。が、ここパラオではそんなに管理が厳しくないようで・・・。
 が、実際当の本人によると昨晩はかなり苦しかったそうで、心拍数が下がったとのことです。今後1週間くらい様子を見て退院の見通しだそう。
 彼には、今後食生活などに充分気をつけてもらいたいですが、何より同じ会社の仲間を心配する皆の優しい気持に感動させられました。ありがとう、です。
2006年10月20日
インパック歓送迎会
 いちおう閑散期に入ったとは言え、お陰さまでなかなか自由な時間が取れません。が、最近はようやく週に1日の休みを取れるようになりました。ここのところ天気がよく、夜は星空がとってもきれいです。日本のように明るくないので、天気の良い日には降ってくるような満天の星空が眺められます。頭上の天の川を眺めていると、ささやかな幸せを実感する今日この頃です。

 さて、今晩レストランでインパック社の歓送迎会を行ったので、朝から準備に忙しかったです。今回は2人の日本人女性社員が退職、1人の日本人男性と二人のパラオ人男性が新たに入社ということで、久しぶりに大掛かりなパーティーの準備です。2年間頑張ってくれた彼女達とこれから仲間入りをしてくれる新入社員達のために、今日は腕によりをかけて色々料理をするべし!と、やるき充分。 数日ほど前より今晩のための買出し、今朝は直前に良質の牛肉や買い忘れたものの買出しと仕込みをしました。
 本日のメニューはバッフェ形式で
 ・刺身盛合わせ          ・クラッカーのカナッペ盛合わせ ・マカロニのカレー風味サラダ
 ・フィリピン風生春巻き      ・グリーンサラダ        ・ラザニア
 ・キッシュ(ベーカリーの美苗ちゃんの差し入れ)          ・焼き鳥
 ・ポークスパイシーBBQスタイル ・ローストビーフ        ・バラクーダのフライ
 ・おいなり            ・ネギトロ巻き         ・キュウリとカニのパラオ風巻き
 
 通常のインパックのペーティーではBBQが中心ですが、考えてみれば同社の「サウス・ロックアイランド・ツアー」での昼食がBBQなので、新人スタッフでさえ既にBBQを充分に食べつけているのです。なので、今日は別メニューをいくつか作ることにしました。内容はパラオ人にも日本人にも受けるものが中心です。両者が大好きな魚メニューと簡単なお寿司ははずせません。ラザニアはパーティーで時間のあるときは作っているママさん特製メニューで、いつも皆が喜んで食べてくれるので、今日は久しぶりに登場です。
 真っ先に売れてしまったのは、やはりあちき特製ローストビーフでした。あまり時間がなかったので、漬け込み時間が足りなかったのですが、赤ワインとくず野菜のスープにしばらく浸しておきました。おいしいけど簡単なレシピです。大根おろしとガーリックをすりおろし、しょうゆ味ソースを添えて出したところ、特にお肉大好きな従業員がたくさん食べてくれ、あっという間にソールドアウトしました。皆がおいしい、おいしいとたくさん食べてくれるのは、作ったものに取っては大変嬉しいものです。
 退職者への記念品の贈呈、社長と新旧社員のそれぞれのスピーチの後は、もう呑んべーモードに入ります。中には日本酒を焼酎で割っている人もいるし、たくさん準備したビール、他酒類も全部無くなってしまいました。「酒好きでしかも強い!」というのは、この会社でやっていくことで非常に強みかもしれません。また、どんなに酔っ払っても次の日は時間通りに来ることも・・・。
 さて、それぞれの理由で去っていく二人には今後の未来に良いことがたくさんありますようにお祈りします。2年間お疲れ様でした。新しい3人には「インパックにこの人あり!」と言われるように、色々なことに挑戦していただき、大いに活躍してもらいたいと願います。                           
       
今回退職なさるアキコさん(中央花を持った左)誰にでもわけ隔てなく優しい女の子で、細い体で毎日頑張っ
          てくれました。お客様からも大変人気でした。日本に帰国されます。
同リエさん(同左):とてもしっかりした性格で主に内勤で頑張ってくれました。今後もパラオに残るそうです。
          この日記にも何回か登場したクマコのお母さん。
――以下新人紹介――
スズキ(写真後列右の黄色いTシャツ):赴任まだ1ヶ月ですが、もうパラオ人と見紛うほど真っ黒。トンガ
         でのガイド経験を生かし当社の海のツアー等で活躍が期待されます。爽やかな好青年。
バックス(写真後列左から2番目、黒い帽子):当社に来る前は日本に6年間住んでいました。日本語べらべらで、
         勤勉で気の優しい好青年。主にボートの運転をしていますが将来はガイド業務にも期待。
ロディ(写真2列目左から2番目のグレーのTシャツ):当社に来る前は別のダイビングサービスで運転手やガイド
         をしてました。明るい性格でオーバーナイトツアーなどのサバイバル系に期待が持てそう。
  
2006年10月31日
雑感もろも
 時期的にはローシーズンですが、私的にはここのところ忙しいです。(って、酒をたしなむ時間だけはあったりして^^;)最近、インパックのスタッフがかなり入れ替わったので、新しいスタッフ達と一緒に研修で観光スポットを回ったり、マニュアルを作成したりとしています。レストラン稼業よりは、実はこちらの方が元Jの添乗員の私にとっては本業といえば本業なのですが。
 新しいスタッフ達(近々インパックHPにて全員紹介の予定)にとっては、たくさん覚えることがあり大変でしょうが、元気でやる気のある彼らのお陰で、最近は会社の全体の雰囲気も明るく活気あるものに変わってきています。ことに新しい二人のパラオ人の進歩には目を見張ります。それぞれまだ入って2ヶ月と2週間足らずですが、当初はボートの運転手として応募してきた彼らが、既にガイドとしても立派に活躍していますし、勤務態度もまじめで知識も豊富です。
 こんなあんなで、すっかりバイオリンの練習をする時間が削られています・・・・。実は7日から日本に一時帰国の予定で、当然大先生のレッスンを受けるつもりですので、こんなことではいけないのですが。課題にいただいたカイザーの新曲も殆どやっていない状態です。おそらくこの日記をご覧になるであろう大先生に先に誤っておきます!ぺこり。

 雑感1:フィリピン男はなぜ気が効かないのか?に関する考察
 先日、繁忙期のお疲れ様会を兼ねて、レストランの従業員を連れてカープアイランドに慰安旅行へ行ってきました。(時間がないので写真は後日アップします)出発前に「今日は自分達の社員旅行であるからにして、なるべくインパックのパラオ人スタッフ(バックス、ランス、キヨマサが同行)に迷惑をかけないように、自分達でできることは自分ですること!」とくぎを刺しておいたのにもかかわらず、やつら(うちのフィリピン男性従業員)ときたら、全く忠告を無視。ビーチにつけば、真っ先にボートから降りて遊んでいるし、乗るときはさっさと乗り込んでドカンと座っているし、本来なら、女性がボートから乗り降りするのに手を貸したりしないかぁー?18歳のキヨマサだって、立派に女性スタッフをエスコートしているぞ。自分達のドリンクや食事の荷物さえ、私に言われなければインパックのスタッフに全部運ばせようとする始末。常日頃、レストランの女性スタッフが重たい荷物を運んでいるのに、手を貸そうとしない彼らに「海外ではレディーファーストだろ!」と口すっぱく注意している私ですが、本日も相変わらずでした。それに比べてインパックの男の子達はよく教育されていること・・・。
 スノーケルポイントでは、ロックアイランドツアーの参加も数回目という女性スタッフ達は何も着けずにスイスイ泳いでいます。が、マノン達(フィリピン人の男のこと)ときたら、いまだにライフジャケットをがっちり抱えて、ボートのはしご付近にでじたばたしているのですから、情けないったらありゃしません。
 こんなていらくなので、彼らは日本人女性にに全くもてないんだな、どころか本国人女性にしか相手にしてもらえないんだろうな・・・と思いました。で、パラオ人の男に日本人女性がたくさん奪われるのですよ。彼らを観察していてつくづく実感しました。
 なぜか?うちのフィリピン人女性従業員の1人は朝早く出勤しなきゃいけないのに、更に早起きして旦那に朝ごはんを作ってから出かけているそうです。それも「彼はチャーハンしか食べないから。」と朝ごはんにしては面倒なものを作ってあげています。全く、てめーでパンでもかじってろ!ですね。他の例を見ても結構男に尽くすフィリピン女性が多いかもしれません。(だから、現地日本人男性はフィリピン人女性が好きなのでしょうね〜。)
 一方、パラオ人女性はというと伝統的に強い存在です。酋長を選ぶのも女性達ですし、アバイの壁にもどかーんと女性の絵が描かれているではありませんか。レストランでもしつこくパラオ人の奥さんや彼女達から「うちのが来ていないか?」と電話がかかってきますし、中には乗り込んでくる人もいたりで^^;常に奥さんの顔色伺いをしてからじゃないと遊びに来られないお客さんもいました。なので、伝統的にパラオ人男性は女性に気を遣える人が多いのでしょう。

 雑感2:若者達の相次ぐ自殺について
 最近NHKを見ていると、連鎖反応という言葉が浮かんでしまうくらい、いじめが原因と思われる小中校生の自殺が相次いでいます。私には子供がいませんが、お子さんにこんな形で先立たれる親御さん達のお気持は察するにあまりあるものがあります。
 もし、つらいことがあって若い身空で「死のう」などと思っている子供達がいたら、「ちょっと待ってください」です。今の苦しみは人生のほんの通過点に過ぎません。きっと君達にはこの苦しみこそが、今の全てなのかもしれません。私だって中学生の頃は自分がシミやシワが気になる年を迎えることなど想像がつかず、永久に「若者」であり、「若者であるがゆえの悩み」が永遠に続くような気がしていました。が、君たちもいつか年取っていきますし、想像に難いことに大人になればもっとつらいことがたくさんあります。今「いじめ」などのつらい状況にある人にとっては、これ以上のひどい経験はないと思うかもしれませが、大人になってみれば、もっと理不尽な、自分の努力ではどうにもできない、「いじめ」よりつらいことも起きます。
 が、楽しいこともあります。江原先生ではないけれど、悲しいこと、つらいことがあれば、その後楽しいことも絶対やってきます。その大小はあっても、人生つらいことばかりではありません。
 私もここ数年間はつらいことがたくさん続きました。なぜ、神様はここまでひどいことをするのか?と思いました。消えてなくなりたいと思ったことも多々ありました。でも、「捨てる神あれば拾う神あり」というか、つらい時こそ、人のやさしさや暖かさが身にしみてありがたかったものです。
 今は毎日が楽しいです。